夫婦2人とまだ小さな子供2人が暮らす小さな住宅。
住宅にとって、また住み手にとって、必要なものとそうではないものを選択し、徹底的に余分なものを削ぎ落とし、予算の掛け方にメリハリをつけることでコストの調整を行った。 飾らないシンプルな箱の中に、テーブルとなり、収納ともなる大きな踊場を設け、その目的の曖昧な踊場から色々な生活が展開することを考えている。 子供スペースには、小さい子供達にとってはまだ大きな可動家具を置く事で、将来の使い方を子供達自身に委ねている。 潔い決断と小さな工夫の積み重ねによって、ローコストでありながらもハイパフォーマンスな家が実現されている。 近隣の住宅が駐車スペース分後退し、生活の見えない画一化した通りの中で、道路の近くまで住み手の個性や色艶が滲み出る、そんな表情豊かな家になればと思う。