多世帯の同居を考える

「多世帯の同居を考える」「多世代で暮らす…その課題と解決法」を建築家が提案します。

親世帯と子世帯が同居する住居スタイルを模索されている時、幾つもの壁が目の前に現れてきます。その壁は人によって千差万別、また世帯同士でも違ってくるものでもあります。 では、「その壁を如何に乗り越えていくか?」という手段について、多くの人は限られたアイディアしか持ち得ていないのも現実ではないでしょうか?

生きて来た時代、年齢の差、人間関係、予算、そして価値観。 ここから生じる多くの壁を、施主側だけでなく建築家も共に考えてみよう!と開催するのがこの「多世代の同居を考える」建築家セミナーです。

建築家自らが、多世代の同居を想定し、そこでの課題とテーマを提示して、その建築家自身が一つの答えを発表していきます。 皆様もっている「千差万別」の課題、その解決の糸口の発見体験として、このセミナーにご参加いただきたく存じます。

ハウスコンプレックス運営管理責任者
住宅プロデューサー 佐藤勉

※建築家セミナーは終了致しました。(2010.1.23(sat)/1.24(sun)に開催済み)
たくさんのご参加誠にありがとうございました。

(写真左より・安田伸淑・東海林健・小柳友夫・伊藤純一・徳本賢洛・大橋秀三)

各建築家のプレゼンテーション内容

私が二世代多世代住宅を考える時、どうしても「継続」というキーワードが頭に浮かびます。 一般的な話として、家族は上位の世代はいつか必ずいなくなり、新しい世代が生まれれば増えます。そして年を経て家族は増えたり減ったり・・・と変化しながら暮らし続けます。

また、家は現在のみならず未来へ受け継ぐものでありたいものです。そこにテーマをおいて、「サスティナブル=継続可能な住宅」の提案、紹介をさせていただきます。

単純に世帯同士が棲み合うって面倒くさくて難儀だと思います。 ただその面倒くささを認めてあげて楽しむことじゃないでしょうか。

住まいの設計において、私的なプライバシーな領域を作る設定と同じくらいに、 他人との社会的な領域を作る設定づくりを心がけています。

中間的な領域としての「もてなしの場」を建築することによって、 隣り合う世界を調和し和解へと導く機会を創出します。

近作において「もてなしの場」を意図して形成した事例を紹介し、 また現在進行している住まいづくりのプランニングや模型を通じて、 それぞれに設けられた「もてなしの場」をご紹介させていただきます。

新潟市は現在総人口の10%が一人暮らし。内25%が高齢(65才以上)単身世帯となっています。それが20年後には.....ということですが、核家族という社会選択、親兄弟、親戚、ご近所を頼らず公的サービスを受けるという社会選択の結果なのでしょうね。

更に未婚族やDINKSと世帯数はどんどん増加していくのでしょうが、家は建ちませんよね。。(家賃係数はぐんぐん上がっていくのでしょうが。)

そもそも1つの居住に対して1つの住居が1対1対応 しているという、現況がちょっとおかしくて、家の建て方とか持ち方とか使い方とかがもっと多様化していくと、一人暮らしなんだけど1人暮らしじゃないということも可能ですよね。相変わらずの集合住宅の位相も変わってくるだろうし。。。

私達は与えられた家族(同居)形態に対してデザインをし住宅を供給しているのですが、来るであろう20年後のために、20年後の与条件を現在デザインすることが求められているということですかね。。。

ある日突然、隣の家が売りに出たとしたら・・・
千歳一隅のチャンスなのに、なかなか一歩が踏み出せない。所詮この場所では不可能だしと、みんながタカをくくっていたから。

そんなケース設定のなかで、多世代で住む事の豊かさを再発見したいと考えています。

ご相談の始めは既存母屋の二世帯リフォーム「ひとつ屋根の下」という生活形態を希望された2つの事例をもとにプレゼンを行おうと思います。

ここで当然起こりうる「暮らすメリットとデメリット」を互いに共有し、話し合った結果、各世代が導き出した答えは「敷地内(別棟の)同居」でした。

この2つの事例が別棟に至った経緯を紹介し、そこでの役割、私自身が設計において大切にしていることや、別棟での設計的な技法について話していきたいと思います。

通常の二世帯(親世帯、子世帯)という概念をもう少し個人レベルのフラットな状態として行為や欲求を許容する快適で気楽な場所をつくるような。そして、その繋がりのようなものをイメージしています。将来的な展開や可能性も提案できたらと考えてます。

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